上海で微笑みがあふれる毎日

犬猫と幸せを100%共感しよう☆ Louis -Link to Pet-主宰ペットケアインストラクターのブログ

言う事聞かないときにおやつを使ってよいのか?前編


おやつセットほちぃ。。。





・来客中に吠えて困るから長持ちおやつをあげる

・呼び戻したいのに来ないからおやつでツる

・ハウスに入るの拒否するからおやつを使って誘導する

・留守番前に騒ぐからおやつをあげる


などなど、犬に自分の言う事をきかせるためにおやつを使う
ことがあると思いますが、ちょっと待ってください。

犬をコントロールしているように見えて実はあなたが
コントロールされているかもしれません!?


ちょっと考えてみる必要がありそうです



犬の学習理論の一部をわかりやすいように説明してみます


犬がある”行動”をした後に”犬にとって良い事”が起こった。

↓(これを繰り返し体験すると)

”良い事”が起こった直前の”行動”を犬が自発的に繰り返すようになる



では、一番上に書いた日常の例に当てはめてみましょう


行動:来客で吠える → 良い事:おやつが出てきた

行動:呼ばれても行かない → 良い事:おやつが出てきた

行動:ハウスに入らない → 良い事:おやつが出てきた

行動:留守番前に騒ぐ → 良い事:おやつが出てきた


どうでしょう、何が増えますか?

その時点で愛犬は吠えるのを止めたりハウスに入ったりと言うとおりに
行動してくれても、やめてもらいたいはずの行動が自発的に繰り返される事になります。



”犬にとっての良い事”はおやつに限ったことではありません。
いろいろあります


声かけて(かまって)もらう
なでてもらう
抱っこしてもらう
おもちゃ投げてもらう
ゲートを開けてもらう
リードを取ってもらう etc.



よくあるご相談で”跳びかかり”や”前足でガリガリ”するのを
やめさせたいとあります。

これはほとんどの場合において人の対応の仕方が原因で
跳びかかったりガリガリする機会を増やしています。


対応:跳びかかってる時、またはその後に声やコマンドを出している

対応:ガリガリしている時、またはその後に声やコマンドを出している



”NO”や”ダメ”と言ったり”オスワリ”などのコマンドもタイミングや
言い方によってはかまってもらった良い事となり、行動が助長されます


ということは、


行動:跳びかかる→良い事:かまってもらえた

行動:ガリガリする→良い事:かまってもらえた


となりますね。



こんなケースもよくあります、


食事をしている人の足を愛犬が前足でガリガリしたりワンワン吠えたり・・・



「ダメよー、人の食べ物あげられないの!」



ガリガリ・・・ワンワン!



「。。。。も~仕方ないね、おやつあげる!」



「オスワリ!」



愛犬はビシっ!とオスワリをキメます



「ヨシ、おりこうね~」



一見コマンドをすぐ聞いてビシっとオスワリしているので
よいのでは?

と思われますが、違います。


この場合コマンドとその後のおやつがセットになっていて、
《 ガリガリ/ワンワン → コマンド → おやつ 》でパターン学習しています。


行動:ガリガリ/ワンワンする→良い事:オスワリの声かけ&おやつもらえる


しかも始めは無視したものの、しつこいので「しょーがない」と要求を
受け入れるのは大きな問題です。

これは、人に無視されてもしつこくやれば良い事が起こるという学習の機会を
与えていることになりますので、更にあきらめない犬になることでしょう。



これではガリガリくんは一生なくなりませんね~。。。



ではどうすればこれら犬の思うがままのシチュエーションを
変えることができるでしょうか?


ヒントは《考えさせる》と《タイミング》です
これはまた後日お話しますね。