上海で微笑みがあふれる毎日

犬猫と幸せを100%共感しよう☆ Louis -Link to Pet-主宰ペットケアインストラクターのブログ

なぜ愛犬の食器はヌルヌルするの!?



最初に言っておくとその正体は、、、

「バイオフィルム(菌膜)」

です。


バイオフィルムとはすごーく簡単に言うと、
細菌類のかたまりのこと。

イメージとしては、食器の表面に透明のスライムがくっついて
いる感じでしょうか。

キッチンやお風呂場のヌメリなどもバイオフィルムですね。


このスライム内では立体的な構造で微生物が情報伝達しながら
コミュニティを作っていると言われています。
清潔感はないですがコミュニティと聞くとなんかちょっと
興味深い、、ですね(笑


人や犬の口の中にも口腔バイオフィルムが存在します。

犬の口腔は人と違って虫歯にはなりにくいのですが、
バイオフィルムが繁殖しやすく歯周病になりやすい環境です。

厳密には定義が異なるようですが、歯垢(プラーク)とバイオフィルムは
同じようなものとイメージしてみましょう。


実際私が今までみてきたわんちゃん達のお口で、歯周病の問題が
全くないわんちゃんは1~2割くらい。。
そのわんちゃんでさえもしばらくお手入れしないとまもなく汚れがついたり
歯肉から出血しやすくなっていきます。


口の中にバイオフィルムが多く存在する愛犬がペロペロとお皿を舐めて
ご飯を食べ終わるとお皿はヌルヌル(バイオフィルムが繁殖)するのですね。

しかもこのヌルヌル、洗剤を使って食器を洗ってもなかなか
取れません、しぶといです!

なぜかというとバイオフィルムの外膜はスポンジやブラシでは壊すのが
困難なほど頑丈であるうえに、一般的に食器洗剤は中性です。
中性洗剤には殺菌消毒の作用はないのです。

でも食器であれば、重曹 ミルトン キッチンハイターなどを使えば
除菌できますよね。
洗剤いらない系のスポンジでも落ちるそうです。

でも、食器をキレイにしたところで口の中のバイオフィルムはなくなりません!


歯周病は歯が汚れたり口臭になるだけでなく、進行すると症状が
歯根から歯根の周囲まで広がり周囲の骨までも溶かしていく危険性が
あります。
症状は口腔周辺に留まらず、口から離れた部位の発病原因となることも
研究レポートで出てきています。


簡単にできることから褒めて始めていけばうまくステップアップできます。
自分と愛犬の負担にならない範囲でお口のケアを進めていきましょう。


次回は、口腔バイオフィルム除去に効果的な我が家の必須アイテムをご紹介します




営業部長は歯が命!!