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犬猫と幸せを100%共感しよう☆ Louis -Link to Pet-主宰ペットケアインストラクターのブログ

ドライフードを食べたがらない犬はどうしたらよいか?



ドライフードをなかなか食べてくれないというシニアのわんちゃん


「ごはん1日も食べてないから、どうしたらいいか、、」との事。


体調不良により食欲がない、という状況ではないようです。

とすれば、いわゆる偏食ですね。



犬猫の偏食は、

人の対応により状況が大きく左右されます。



猫は犬より偏食が激しいと言いますが確かにその傾向はあります、

それでもそのステレオタイプをうのみにして人が猫に合わせることで助長されます。



ドライフードを食べてほしいけど、食べてくれないので、トッピングを入れたりおいしいものやおやつを与える。

犬はドライフードを食べなければ飼い主が気にして他の物を出してくると学習しています。


もし、飼い主さんがドライフードを主食として食べてほしければこの対応は悪循環であることは言うまでもありません。



でも、ご相談のわんちゃんは高齢犬なので、飼い主さんの気持ちとしては、

できるだけ好きなもの(食べたがるもの)を与えるほうが愛犬にとって幸せではないかという気持ちもあるかもしれません。


でも、人間用の味付けだったり、栄養が偏った食事では健康を害しやすいのは当然です。


ドライフードが犬猫にとって完璧な食事なのか?ということについては今回は言及しませんが、

ドライフードを食べてほしかったら、必要なのは

「あなたのごはんはドライフードだよ」という断固とした姿勢です。


でも、それがなかなかできないからお困りなんですよね、

ポイントは、飼い主さんの気持ちです。



「心配」



この感情がある限り、

「ドライフードだけにした方がいい」といくら周りからアドバイスされても続きません。



ごはんを食べないと心配になるからです。



まぁでも、ドライフードをしぶしぶ食べているようだったら、それはそれで

考えてあげる方がよいですよね、喜んで食べる方が幸せです。



では、『落としどころ』を見つけましょう。



【主食をドライフードから違うものに切り替える】


例えば:ウェットフード(総合栄養食のもの)・手作りごはん


でも手作りご飯は敷居が高いと思う方も少なくありませんし、

ストックや予算、手間などによりドライフードがよいという場合もあるでしょう。

それならば、


【半食はドライ、半食はウェット(手作り)にする】


ここでのポイントは、[ドライフード+トッピング]にはしないということです。


なぜかというと、人が選り好みに合わせるから犬が食べなくなるわけです、

ドライフードを食べてもらうためのトッピングだと、もしそれでまた食べなくなったら

違うものを入れますから、結局犬の好き嫌いに合わせていくハメになります。

でも、人が合わせるのではなく、主導権を持ってトッピングを調整するということであれば

それでよいと思います。



朝はウェット(手作り)、夜はドライ


このパターンで決めてしまうメリットは、

もしドライフードを食べなくても丸1日食べない訳ではないので、

心配に負けず飼い主さんもおいしいものを後だしする癖をストップしやすくなります。



人が態度にメリハリをつけることで、犬も割り切りがつき、

夜はドライフードしか出てこないと解り、おなかが空いていれば食べるようになるでしょう。


ドライフードが朝より夜の方が良い理由としては、

○夜→朝の方が食間が長いので、消化に時間がかかるドライフードの方がちょうどよい

(ウェット・手作りは消化が比較的早いのでおなかが空きやすい)

○食べなくても人は寝る時間なので気持ち的に放っておきやすい


犬も人も習慣化する生き物なので、メリハリをつけることで慣れが早くなります。


『何をあげるとよいのか』よりも、『人が心配しない状態にすること』がポイントですね。



Photo by falco500